神奈川県海老名市に本社を置く株式会社日本コンピュータ開発(代表取締役:江口 圭司)は、2026年7月から9月にかけて、学生を対象とした夏季インターンシップ・仕事体験を計5回実施しました。今年度は開発体験の内容を一新し、AIを活用したWebアプリ開発に取り組むプログラムとしています。
同社のインターンシップには、全国から毎年300名を超える応募が寄せられています。今年度も北は北海道から南は九州まで、各地の大学・高等専門学校・専門学校の学生が参加しました。参加者数は、受け入れ上限にあたる約30名です。
プログラムの概要
今回の取り組みは、学生が実社会を体験できる場を社会貢献活動として提供し、一人ひとりが自分なりの「就職観」を育てられるよう支援することを目的としています。開催内容は以下のとおりです。
- 開催期間:2026年7月~9月
- 開催形式:1Day・3Days・5Daysの計5回
- 参加者:大学・高等専門学校・専門学校の学生約30名
- 主な内容:AIを活用したWebアプリ開発、就職をテーマとする講話・討論・発表、社員・経営陣との交流、個別面談
同社は経営理念の一つとして「社会に役立つ活動をしよう」を掲げており、今回のインターンシップもその考えに基づくものです。重視しているのは、実際の仕事や職場の様子に触れることで、学生が企業選びや働く意味を自ら考えるきっかけをつくること。参加期間中は学生にも社員と同じように接し、守秘義務に関わるものを除いて自由に見学や質問ができる環境を用意しました。IT企業の一例として、同社のありのままの姿を見てもらう形をとっています。
3つの柱で「働く」を考える
AIを使い、要件定義からテストまでを一通り体験
刷新された開発体験のテーマは「AIを活用したWebアプリの開発」です。学生はペアを組み、何をつくるかを決める要件定義に始まり、設計、実装、テストまでの工程を一通り経験しました。プログラミング未経験者と経験者が力を合わせ、試行錯誤を重ねながら一つのシステムを完成させていくプロセスを体験しています。
講話と討論で「就職とは何か」に向き合う
講話では、社会から何を得るかだけでなく、自分が社会に何を提供できるかを考える「Give & Take」の考え方を紹介したほか、就職とは人生の場を選ぶことだというメッセージも伝えられました。その後は学生同士で討論と発表を行い、異なる経験や価値観を持つ参加者と意見を交わしながら、就職に対する自身の考えを深める機会としました。
若手社員から社長まで、立場を超えた交流
若手社員やベテラン社員に加え、社長とも交流できる場が設けられました。社員・経営陣との交流や個別面談として、学生が仕事や就職活動について気軽に質問し、率直に意見を交換できる機会を提供しています。参加者は情報系の学生に限らず、文系・理系の双方から集まっており、多様なバックグラウンドを持つ学生同士が互いの考えに触れることも、同社がこの取り組みで大切にしている経験の一つです。
参加学生が得た気づき
参加後のアンケートでは、講話や開発体験、学生同士の討論、社員との交流などを通じて、次のような感想が寄せられました。なお、以下は同社がアンケートの回答内容を要約したものです。
- 就職観の変化:企業から何を与えられるかに加えて、自分が社会や他者に何を提供できるかを考えることの大切さに気づいた
- 同世代との学び:就職についての考えや悩みを、全国から集まった学生と共有できたことが刺激になった
- 社員との交流:気軽に質問や相談ができ、会社の考え方を知るとともに、自身のキャリアを考え直すきっかけになった
- 自身の強みの再発見:社員からのフィードバックを通じて、自分では不得意と感じていた部分が、他者からは強みとして捉えられることに気づいた
同社は今後も、「社会に役立つ仕事をしよう」「社会に役立つ活動をしよう」「社員と共に良き市民になろう」という経営理念のもと、学生が社会や働くことへの理解を深められる機会を提供していくとしています。日本コンピュータ開発は、1984年に日立製作所の孫会社という位置づけで設立された企業で、日立グループとの関係の中で培った技術力を基盤に、現在は自立した事業運営のもとで自社製品やITソリューションを開発・提供しています。自社プロダクトを通じて、製造業をはじめとする中小企業の業務改善やDXを支援しており、創業5年目に独自の経営理念を定めて以降、既存の常識にとらわれず、顧客や現場の課題と向き合いながら事業を展開しています。
出典:NCK



